令和7年度 瀬戸内海病院 病院情報の公表
病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - - 12 17 40 72 134 255 391 230

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
令和7年6月~令和8年5月までに退院された方を年齢階級別に集計したものです。
全年齢層に対し、75%以上の方が70歳以上であり、高齢の方が多数を占めています。
地域の救急輪番病院として、救急患者さんの迅速な受け入れ・治療から退院後のサポートまで、関係機関と連携しながら、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、微力ながら尽力して参ります。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  • 内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用バス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 82 26.02 16.10 12.20 86.51
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 60 20.70 13.42 8.33 80.67
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 55 39.65 20.49 16.36 86.42
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 41 3.93 2.56 0.00 69.44
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 33 9.33 7.58 3.03 67.45

内科では、免疫機能や嚥下機能の低下に伴う肺炎・誤嚥性肺炎、急性腎盂腎炎等の尿路感染症で入院する方が上位を占めています。
年齢階級別退院患者数に表しているように高齢の方が多いため、平均在院日数も全国平均より長くなっております。
訪問看護や訪問リハビリ等の在宅医療を充実させ、患者さんのOQLに寄り添った医療の提供を目指しています。

  • 外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用バス
160800xx99xxx0 股関節・大腿近位の骨折手術なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 15 3.07 13.22 100.00 83.67
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 15 2.80 2.56 0.00 73.33
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 13 33.38 18.99 0.00 79.54
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 12 14.58 13.00 0.00 82.58
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 10 16.50 20.49 30.00 81.30

外科では、転倒転落や交通外傷による大腿骨の骨折や胸椎・腰椎の圧迫骨折が多くなっています。
手術が必要となる場合は連携する医療機関へ紹介していますが、患者さんの状態に合わせ、少しでも早くADL改善につながるよう、リハビリテーションを充実させていきます。

  • 整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用バス
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 25 35.56 18.99 8.00 85.48
160800xx99xxx0 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 14 3.50 13.22 92.86 83.50
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし 10 34.60 18.59 10.00 88.70
160800xx99xxx1 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院 - - 22.22 - -
07034xxx99xx0x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 手術なし 定義副傷病なし - - 11.71 - -

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
整形外科では、転倒転落や交通外傷による胸椎・腰椎の圧迫骨折や大腿骨の骨折が多くなっています。
手術が必要となる場合は連携する医療機関へ紹介していますが、患者さんの状態に合わせ、少しでも早くADL改善につながるよう、リハビリテーションを充実させていきます。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 再発 病期分類基準(※) 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 8
大腸癌 - - - - - 17 1 8
乳癌 - - - - - - 1 -
肺癌 - - - - - - 1 -
肝癌 - - - - - - 1 -

※ 1:UICC TNM分類、2:癌取扱い規約

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
当院でがんの診断、初回治療を行った場合を「初発」、初回治療以降の継続治療を行った場合を「再発」としています。
「初発・再発」の件数が多い順から、大腸癌、胃癌・肺癌・乳癌となっています。
早期に癌を発見し、治療につなげるため、定期的な内視鏡検査や画像検査をすすめています。また、他院で手術等を受けた 患者さんが安心してご自宅で暮らせるよう、術後療養やリハビリテーション目的の入院も受け入れております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 19 8.53 57.68
中等症 68 24.62 82.88
重症 26 27.42 84.73
超重症 - - -
不明 - - -

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
市中肺炎とは、普段の生活を送っている中で罹患した肺炎を指します。前年同様、中等症の方が最も多くなっています。
基礎疾患の多い高齢の方ほど、重症度が高くなる傾向があります。

脳梗塞の患者数等
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
28 38.18 81.82 14.29

発症後3日以内の急性期に入院した方が殆どとなっています。
ただし、発症後4.5時間以内で血栓溶解薬(t-PA)による超急性期治療が必要な場合は、専門の医療機関へ転院となります。
治療と平行して早期にリハビリテーションを行うことで、発症後の後遺症の軽減に取り組んでいます。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  • 内科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用バス
K7211 内視鏡的⼤腸ポリープ・粘膜切除術 ⻑径2cm未満 39 1.74 4.31 0.00 70.92 -
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上 - - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - - -
K6873 内視鏡的乳頭切開術 胆道鏡下結石破砕術を伴うもの - - - - - -

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
内視鏡による手術を主に実施しておりますが、循環器の専門医によるペースメーカー移植術、交換術も行っております。
体への負担や不安を軽減できるよう、術後の経過観察を丁寧に行うことで、安心して退院していただけるよう努めています。

  • 外科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用バス
K7211 内視鏡的⼤腸ポリープ・粘膜切除術 ⻑径2cm未満 18 0.28 2.11 0.00 72.39 -
K0871 断端形成術(骨形成を要するもの) 指(手、足) - - - - - -
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上 - - - - - -
K745 肛門周囲膿瘍切開術 - - - - - -

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
外科でも内視鏡を用いたポリープ切除が最も多くなっております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症 の発生率)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
入院のきっかけとなった病名と、最も医療資源を投入した病名が同一か異なるかで集計しています。
患者さんやご家族へ、治療や合併症の可能性など説明を行った上、細心の注意をはらって治療や看護に努めています。

医療の質指標
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母)
-
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
-
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の
肺血栓塞栓症の予防対策の実施率予防対策の実施率
-

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
周術期の肺血栓塞栓症の予防対策の実施は、発症率を下げることにつながります。
弾性ストッキングの着用や間欠的空気圧迫法、抗凝固薬療法等があり、リスクレベルに応じて実施されます。

血液培養2セット実施率
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養オーダー日数(分母)
34 26 76.47%

敗血症などの重篤な感染症を診断する上で、血液培養は不可欠な検査です。
血液培養が1セットの場合、原因菌検出の精度は約70%ですが、2セット行うことでその精度は90%以上となります。
また、皮膚の常在菌混入などによる擬陽性の判断にもつながります。
血液培養を2セット行うことで検査精度を高め、治療に有効な抗菌薬を選択することができます。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
124 15 12.10%

菌のタイプによって効果のある抗菌薬は異なります。広域スペクトル抗菌薬は広い範囲の菌に効果があるのですが、多用すると薬剤耐性菌の増加を誘導し、次に起こる感染症をより難治なものにするため、使用時には注意が必要です。
細菌培養検査の実施は、原因菌を特定して治療に効果のある抗菌薬を選択することだけでなく、薬剤耐性菌の発生を防ぐ目的もあります。

転倒・転落発生率
退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) 退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) 転倒・転落発生率
20,538 78 0.38%

入院時にアセスメントシートを用いて患者さんの転倒転落の危険性を把握し予防に努めています。
リスクがあると判断された患者さんに対して、ベット柵の利用や、患者さんが立ち上がるなどの動作を感知して医療者側に伝える離床マットを設置し、転倒転落を事前に防止できるよう対策をしています。
転倒転落を100%防ぐことは困難ですが、積極的に予防的策を講じて、最小限にできるよう今後も取り組んでいきます。

転倒・転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) 退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子) 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
20,538 - -

患者数が10未満の場合、「-」と表記しています。
転倒転落のうち継続的な治療が必要になったケースが数件ありました。 事故の原因を早期に分析し、周知することで再発防止に努めております。

手術開始1時間以内の予防的抗菌薬投与率
全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母) 分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数(分子) 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- - -

現在当院では全身麻酔手術は行っておりません。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
退院患者の在院日数の総和もしくは除外条件に該当する患者を除いた入院患者延べ数(分母) 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子) d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
19,581 17 0.09%

自分の力で寝返りができない人など、長時間同じ姿勢で寝ていると血液の流れが悪くなり、皮膚やその下にある組織が損傷して褥瘡(床ずれ)ができてしまいます。
当院では、全ての病床に体圧分散マットレスを使用し、特に褥瘡発生の危険性が高い患者さんには、2時間毎を目安に体位変換を行っております。また、管理栄養士による栄養管理や、皮膚を健康な状態に保つためのスキンケアなどを行い、褥瘡予防に努めております。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
65歳以上の退院患者数(分母) 分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数(分子) 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
888 - -

集計対象期間中のDPC調査データにおける該当項目の入力運用が不十分であったため、集計上「-」として表記されています。
栄養状態が低下すると、病気の回復が遅れたり褥瘡などの合併症が発生しやすくなったりします。
入院した患者さんの個々の栄養状態を評価するために食事調査、身体計測、血液検査等を行っております。これにより、栄養面での問題点を明確化し、管理栄養士が栄養管理計画を策定しています。

身体的拘束の実施率
退院患者の在院日数の総和(分母) 分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) 身体的拘束の実施率
20,538 - -

集計対象期間中のDPC調査データにおける該当項目の入力運用が不十分であったため、集計上「-」として表記されています。
患者さんの身体的、精神的に弊害をもたらすおそれのある身体拘束は、緊急やむを得ない場合を除き、行わないことが原則です。
ただし高齢化で増えている認知症の患者さんなどが点滴を自己抜去するなど、患者さんの生命・身体が危険にさらされる可能性が著しく高い場合などはやむを得ず身体拘束を行うことがあります。
身体拘束中は早期の解除に向けて拘束の必要性を継続的に評価し、必要がなくなった場合は速やかに解除しております。